◇◇◇食べる人と食べさせる人◇◇◇
「ラーメンが好きで好きでたまらない!」「一日一食はラーメンを食べないと死ぬ!」なんていうラーメン好きはけっこういる。こんな人達の中にもラーメン屋予備軍はいることだろう。しかし、ラーメンによせる想いは同じであっても、《食べることと食べさせること》は本質的に違うのではないだろうか?「ラーメンが好き!」という気持ちだけではラーメン店経営はつとまらない。自己満足でなく、人にお金を払って食べてもらうラーメンをつくるということとは、どういうことなのだろう?
ラーメンが好きで、あそこのラーメンはどうだ、あっちのラーメンはまずいなんて人たちも最近は多いようですが、もしその人たちがラーメン屋をやる時は、これだけは考えてもらいたいのです。
「うまくない」だの、「味の素が多すぎる」だのと言われてるラーメン屋が、なぜそんな味なのに潰れないのかを・・・。
流行ってる理由、潰れない理由を判断できるようになってから自分のお店を持つ。
ただ、いたずらに自分の好みだけを追求するのは、危険な話。
「好きな味」とか「おいしい味」には、《飽きる》と言う落とし穴があって、それにハマりこむと、本来好きだったはずの味が嫌いになることがよくあるんです。お金を出して食べてるうちは毎日その店に行くケースは少ないのですが、自分で作るとなると、毎日食べることになる。そうすると、その味の本質が見えてくる。また、体を壊すなんてことも良くある話。
ラーメン通の言うおいしくないラーメン屋の味が本当は、飽きのこない良いラーメンなのかもしれませんよ。だから、潰れない、強い、時代の変化に惑わされない、というわけです。
これからラーメン屋をはじめてみたいと思っているみなさん、参考になりましたか?ここでは技術的なことはさておき、はじめる前の心構えについていろいろと考えてみました。ラーメン屋業は他の商売にくらべ、比較的少ないリスクでスタートできるという利点はあります。しかしその手軽さに甘えて安易な考えでこの業界に入り、努力を怠れば、思わぬしっぺ返しを食うことになるでしょう。
地道に、そして前向きに良いラーメン店を続けていきたい・・・、そんな人を宝フーズは応援し、サポートしたいと思っています。
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