開業前の届け出

ラーメン屋を開業するにあたっては、「食べ物」を扱う店でありますから、衛生管理上、保健所の許可が必要です。この他に(場合によっては)食品
衛生責任者を置くことになっています。
食品衛生責任者になれるのは、調理師、栄養士、製菓衛生士、食品衛生管理者などの資格をもつ者か、2年以上の調理経験者です。いずれでもない人は、保健所が行う食品衛生責任者の為の講習会を受けて資格を取ります。
どんな飲食店でも、新しく営業を始める場合には店舗が完成する1週間前までには、開業地にある保健所に届け出を出さなければなりません。届け出をすると、保健所の係員が設備の検査を行います。この検査はいうまでもなく、お店の清潔度の検査です。
人の健康をあずかる飲食を提供する場であるのですから、厳しいのは当然です。
いくつかポイントをあげると

  • 食品、食器を洗うのに十分な流水式の洗浄設備と、従業員専用の手洗、消毒設備があること
  • 食材・食器などの保管設備が十分にあり、冷凍庫、冷蔵庫には温度計があること
  • 規模に合った湯沸かし器があること
  • 厨房、客席フロア、更衣室の区画が明確なこと
  • 床から最低1.2メートルまでは耐水性の材質で、清掃しやすい構造であること
  • 清掃道具が使いやすく、安全な場所に保管されていること
  • 床はタイルなど水はけがよいこと
  • 換気能力が十分であること
    などがあります。

どれも考えてみれば当たり前の事ばかりです。
しかし万が一、食品衛生の見地から好ましくないと判断されれば、開店することができませんから、工事前に不安なところは保健所で相談しておくとよいでしょう。

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